太ももの裏の痛み(ヨガを頑張ってハムストリングを痛める)

- 太ももの裏が痛くてストレッチができなくなった。
- ヨガをしていてハムストリングを痛めた。
- 太ももの裏がツパッて痛い。
- 座っていると坐骨(お尻あたり)に違和感を感じる。
- 半年以上太ももの裏が痛い。
こんな痛みでお悩みではありませんか?
痛みの中でも少し特殊な部類に入る太ももの裏の痛み。
この痛みで悩んでいる人ってとても多くて、ストレッチやヨガ(アシュタンガヨガ)をされている方からの相談をよく受けます。
皆さん口を揃えて言われるのが、急に痛みが出てきて伸ばせなくなった!とおっしゃられます。
あなたもそうじゃありませんか?
このページでは病院や接骨院では対処しづらい太ももの裏の痛み(ハムストリング)の原因と対処法、そして当院の治療法をお伝えしています。
数ヶ月間〜1年間、太ももの痛みでお悩みの方は是非ともご覧ください。
太もも(ハムストリング)の裏の痛みの原因
- ストレッチやヨガなどで負担をかけすぎてきた人
- 柔らかいことがいいと思ってストレッチをしている人
- 腰に痛みはないが、腰椎の湾曲が過剰もしくは減少してる人
この三つが一番多い原因ですが、太ももの裏(ハムストリング)に対して過度なストレスをかけすぎた結果、筋肉や腱が傷つき炎症を起こしている人がとても多いです。
「痛い」と感じるまでにあなたはお風呂上がりのストレッチやヨガを一生懸命に頑張っていませんでしたか?
背筋を伸ばすことが正しいことだと思い、背中をまっすぐにしていませんでしたか?
伸ばすことで柔らかくなり健康になる。ヨガの世界を深めていくために多少痛くてもポーズをとり続けた。間違った姿勢教育を実践してきた。
そんな頑張り屋さんがハムストリングを痛めてしまいやすい症状です。
太ももの痛みの原因はハムストリングの損傷ですが、本当の原因は頑張りすぎなんですよ!
ハムストリングの痛みは体の柔軟性が高い人に多い症状です。
太もも(ハムストリング)の解剖学と働き
この筋肉の代表的な作用は【膝を曲げる】という動作で働きます。
多くの方が太ももの前の筋肉を鍛えがちでハムストリングは伸ばすだけとい方が多いですね。
日本人は太ももの裏を鍛える人は少なく、柔らかくしすぎたり、繰り返し負荷をかけることで痛めてしまうんですね。
【補足としての作用】
骨盤側と下肢側のどちらかが固定されている場合の作用です。
骨盤側が固定された場合は、股関節を伸ばすです。
足を後ろに伸ばす感じですね。メインの動きではありませんが、ハムストリングは、股関節を伸ばします。
下肢側が固定された場合は、骨盤を後方に傾けるです。
腹筋で骨盤を傾けるのではなく、ハムストリングにより坐骨を引き下げることで骨盤を後ろに傾ける動きになります。
痛めた時の太もも(ハムストリング)のケア
痛みがあるのにヨガやストレッチをやっても治りが悪くなるだけです。
一番いいのはストレッチやヨガを「休むこと」
でも毎日の日課にしている人、ヨガを極めていきたい人はどうしてもやるんですよね。
そんな人向けに上記でも書いたハムストリングの作用を応用してハムストリングのストレスを少し軽減する方法を書いておくので参考になさってください。
ほとんどの人は風呂上がりのストレッチは座って片足ずつやる、ヨガの場合はシッティングでのポーズ※特にアシュタンガヨガをされている方はプライマリーシリーズは前屈の動作が多いようなので予防になると思います。
コツはヘソの上ぐらいを支点にして体を曲げていくことです。
ほとんどの人は前屈時に股関節を支点にして曲げるので、骨盤が前傾しハムストリングの起始部が過度に伸ばされてしまって痛めやすいんです。
読んでやってみても痛い人は、やり方が間違ってるか症状が悪化しているなので即、中止してくださいね。
【痛めている時にやったらあかん形】
支点が変わると骨盤が前傾しにくくなり、ハムストリングの伸長を防げます。
そうすることで筋健移行部の炎症や細い損傷も防げるので、無理せずに続けながら治癒に向かえますよ。
運動後にシャワーなどを使って幹部を少し冷やしておくのもケアにつながるのやってみてください。
太もも(ハムストリング)に対しての治療法
当院でもハムストリングの痛みに対しての調整はおこなっています。
慢性的に痛みがある方には運動の制限などをかけることと正しい骨盤とハムストリングの関係性をお伝えしていきます。
炎症性の問題が主な原因の場合が多いので、場合によっては運動の中止なども指導していきますが、なるべくならヨガは休みたいくないという方が多いので動きの中での改善を相談しながら治療の計画をたてていきます。
治療としてはグイグイと揉んだり、ボキボキしたりすることはありません。
ハムストリングの炎症抑え機能を回復しやすいように関連する神経や骨格調整をおこない、治りを遅くしている原因を取り除くことで回復を早めていきます。
また負担のかかりにく体の使い方なども同時に指導し、再発の防止に努めていきます。
劇的な症状の改善は難しい症状ですが、ご自身でのケアと当院の施術で痛みが出る前の状態へと体は変わります。
あせらず、あきらめずに痛みを改善していきましょう。
相談、治療をご希望の方はHPも御覧ください。
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