関西人はすべるのが嫌い!?腰椎すべり症
腰が痛くてうちのHPに来ていただいたのに、ふざけたタイトルですいません。
でもすべってるで言われるのってあんまり好きちゃうわ。って人多いですよね。腰も一緒ですべりすぎると痛い目を見るのでお気をつけくだい。
本文は真面目に書いています。どうぞ。
腰痛すべり症って病院で言われたけど、腰椎すべり症ってどんな腰痛なんやろ?牽引とか電気治療とかリハビリとかですべり症は治るん?慢性的に腰が痛いんやけどもどこに行ったらええの?
とお悩みの方に体のプロが腰椎すべり症に原因や予防などについて詳しく書いています。
京都市ですべり症を治したいとお考えの方は是非、読み進んでください。
目次
腰椎分離すべり症のお話をする前に
腰椎すべり症は徒手療法では禁忌症です。(施術をしてはあかん疾患)ヘルニアに対しての施術を我々、カイロプラクティック、整体、柔道整復師、鍼灸師など代替医療と言われている徒手療法家はおこなってはいけません。
厚生労働省から16疾患の禁忌症が通達されています。
椎間板ヘルニア 後縦靭帯骨化症 変形性脊椎症 脊柱管狭窄症 骨粗しょう症 環軸椎亜脱臼 不安定脊椎 側彎症 二分脊椎症 脊椎すべり症腫瘍性 出血性 感染性疾患 リュウマチ 筋萎縮性疾患 心疾患の16疾患があります。
当院では骨折の疾患を付け加えて日々の診療をおこなっています。そして毎年、日本カイロプラクティック師会の禁忌症講座に出て学んでいます。
禁忌症がこれだけあるって知っているカイロプラクターや整体師は京都でも少ないちゃうかなと思います。
このことを踏まえて分離すべり症に対しての説明や当院の施術方針をお伝えしていきますね。
なんや禁忌症やし診てくれへんのか!とHPから離れずに最後までご覧くださいね。
腰椎分離症ってどんな状態?
少しずつ腰椎が前に滑っていってしまう状態です。
変性すべり症と分離すべり症という状態に分けられます。
腰痛は横から見ると基本的に前にゆるくカーブしています。滑っている状態とはそのゆる〜くカーブしている状態が強くなって腰の骨が前にずれていくことを指します。
すべると言われると関西人は嫌がらはりますが、それとはまた違ったすべり方です。
高齢の方や女性に多いと言われている整形外科的疾患です。
すべり症の原因って??
色々と考えられますが、基本的には腰椎を安定・固定している筋肉・靭帯がなんらかの原因で支えられなくなってしまうのが原因です。
でそのなんらかですが以下のことが考えられます。
- 長年の変形による問題
- 腰椎の分離によるすべり
- 事故などによる過度な衝撃によるすべり
- 先天性の問題によるすべり
などです。
変性のすべり症は40〜70代までと幅広く特にお年寄りの女性に多いと言われています。
分離すべり症は腰をひねったり、反らす作業やスポーツや事故などで腰痛の骨折によるものが多いと言われています。
分離すべり症の症状は痛みが多い?
分離すべり症の症状は基本的に腰痛です。
長時間の同じ姿勢や立ち仕事や、腰を反らせたり横にまげたりすることにより腰の神経を刺激してしまうと、腰痛や、下肢痛、下肢のしびれなどの症状が現れます。
激しい痛みがないからと治療をしないでほっておく人が多くて、慢性化していく原因になる場合もあります。
また不安定なすべり症は狭窄を悪化させるといわれているので正しい処置が必要になってきます。
ヘルニアと一緒ですべりがあっても症状のない方がおられます。
つまりは神経圧迫がすべての原因とちゃうということも考えられます。
神経には前根、後根があって神経そのもののが圧迫されるというよりは、髄核が出てくるとといろいろな炎症性の化学物質が出てくることがわかってきています。
髄核そのものから出ることもあるし、血管が圧迫されて血管の透過性が変化し様々な炎症関連物質が放出されるのではないかと考えられています。そのような物質は神経線維や後根神経節に働いて炎症等が起こると考えられています。
症状の進行具合にもよりますが、整形外科で神経が圧迫されてるから痛いんやでって言われてもちょっと違うのかもしれません。
牽引・電気治療って効果はあるん?
牽引することで患部は引き伸ばされて気持ちはいいとは思いますが、効果は少ないかもしれません。引っ張ったところでそれが持続するとは考えにくいですよね。
牽引をかけることで血流の改善が得られることもあるので続けてみる価値はあるかもというところです。
また電気を当てることですが、それも血流が改善が目的であればいいかなと思います。
そういった処置を続けても痛みが改善されないようでしたら、治療が症状にあってない可能性が高いので原因を解消してくれるようなところで見てもらうことをお勧めします。
腰椎すべり症の予防として
腰をひねる・反らすなどの作業や運動が多い方は注意が必要です。
ひねったから反らしたからとすぐになるわけではありません。ただ反らすなどが多い方は丸まるという逆の動きをするのもひとつとして覚えておいてください。
あと重要なのは呼吸の運動をしっかりと行えるようにしておくことです。腹圧と言われる下腹部の力がしっかりとしていないと腰部の不安定を進めてしまう原因になるからです。
あとは予防として日頃から腰に負担をかけている方はメンテナンスなどを受けることも忘れずにね。
宣伝ではないのですがカイロプラクティックなんていう素晴らしい予防法もあるのでもしよろしければお越しください。
当院の腰椎すべり症に対しての治療
分離すべり症による神経根の麻痺がなければ施術の依頼を受けています。
麻痺まで症状が進行している人は整形外科的な処置が必要です。病院へ行ってくださいね。
問診・検査、徒手医学検査、神経学検査をこないどこの部位で炎症が長引いているかを判断し、緊張している筋肉を緩め、流れが悪くなっている血流の問題を解消していきます。
もちろん分離すべり症の患部に対する施術(矯正・マニュピレーション)はおこないませんよ。
まずは痛みを抑制していくように施術を進め、痛みがある程度、楽になれば今度はす分離べり症にならざるをえなかったカラダの問題に対して調整をおこなっていきます。
症状にもよりますが、初診の方で約1時間ほどお時間を頂戴します。2回目以降は30分ちょっとです。
早くて1ヶ月、長くても3ヶ月ほどで腰の痛みも楽になり、生活に支障のない範囲でまたやりたいことや出来なかったことにチャレンジできますよ。
どんなカイロプラクティックが受けられるん?
当院の施術はボキボキせず、グイグイ揉まずに立ってもらった時にカラダに一本芯が通って軽くなり、『何されてるかわからへんけどカラダが受けるごとに楽になっていくし知らん間に症状がなくなってる。』とほとんどの方が他院よりも刺激の少ないのに良くなるからと驚かれます。
当院では数あるカイロプラクティックのテクニックの中で身体呼吸療法という全国的に珍しい徒手療法をおこない頭痛など痛みの解消にも取り組んでいる医学的な知識・経験に基づくカイロプラクティック施術を提供しています。
一見、触れているだけのことも多い施術ですが、カラダのバランスを整え、自律神経を整え、生理学的な反応を引き出し自然治癒力が働ける健康な状態へと導きいていきます。
そして日本古来からの『肚』という概念を大切に日々の臨床をおこなっています。
あなたの症状は体に何か不具合が起こっているからカラダがサインとして知らせてくれています。
そのサイン・声に少し耳を傾けてみませんか?
人の体は血液検査の数字では計れません。カラダは原因を治して欲しいと訴えています。
当院では安心できる丁寧な説明と的確な施術で原因がわからず不安な日々から1日でも回復するようにお手伝いをさせていただきます。
『原因不明と言われた』『色々と通院したけど改善しなかった。』『私のしびれもよくなるかな?』とお悩みでしたら一度、ご相談ください。
来院されている方は生後3ヶ月の赤ちゃんから上は95歳の婆ちゃんまで幅広く来ていただいています。
男性も3割ほど来られますが、ほとんどは働き盛りの女性や妊婦さん・元気に老後を過ごしたいなど健康意識の高い女性の方が多く来院していただいてます。
ボキボキはちょっと怖い、グイグイ揉まれれても良くならなかった方たちに『不思議と楽になるし、ここに来たらほっとする。』と皆さんに喜ばれている施術です。